きょうは、福井県歯科医師会主催で学術講演会が行なわれました。
講師は、公立能登総合病院 歯科口腔外科 部長の長谷剛志先生です。
長谷先生には、昨年も衛生士会から講師をお願いしてWebでの講演会を行いました。
今回は集合型の講演会でしたので、生の長谷先生を拝見しながら しっかりとお話を聞かせていただけました。
口から食べるという事の大切さを再認識させて頂くと共に、時にユーモアあふれる内容で笑いを取りつつの
あっという間の2時間半でした。
今日の研修では、歯科衛生士として知っておきたい口腔内への副作用のある薬剤についても教えていただきましたが
誤った薬の飲み方で舌炎になる事があるという事を初めて知りました。
また、空腹と食欲の違いとは?や 食べないのか?食べられないのか?との違いの見極め方の重要性、
そして、そこにも患者さんの飲んでいる薬剤が関係してくる事などは、一筋縄ではいかない難しさを感じました。
食べるという事は、人間が生きていく上で とてもとても大切な事です 。
栄養を摂るという事だけでなく、おいしい物を食べて感じる幸せというのは 本当に大事な事です。
その楽しみを奪われてしまうという事のつらさ、残酷さは、身内がそうなった事があるので想像できます。
そのような患者さんが、1人でも多く 少しでも食べる事が出来るようになるようなお手伝いが出来る人材が
増えて欲しいと思います。