今日は、「乳幼児期の噛むことや食べることのポイント」と題したオンライン研修会を行いました。
講師は、管理栄養士・健康咀嚼指導士として滋賀県で活動されているの田中美智子先生です。
歯科衛生士は、自治体の乳幼児健診での歯科健診に行く事もありますが、乳幼児のお口の発達の仕方について、あまり詳しく勉強していないという歯科衛生士も多いのではないかと思います。最近は、上手く噛めない、丸飲みしてしまうなど食べる事が上手ではないという子供さんが増えているのが問題となっているようです。健診会場でも お母さんから「うちの子噛まないんです」というお悩みをお聞きする事も多いです。そんな時、しっかりとした正しい回答が出来ているのか 今一つ自信が持てない所もありました。そんな中での今回の研修は、大変勉強になり、今後 食べる事についてのお悩みを持つお母さんへのアドバイスに活かしていけそうです。
また、食べる事以外にも、お口ポカンの子供さんが増えている現状ですが、お母さんたちは それを認識している方が少ないと思います。健診にいらして頂いた機会にお口ポカンの弊害をお伝えし、どのような事に気を付けていくと良いのかなど適切なアドバイスをして行きたいと思います。研修後、このお話を自分が子育てしていた時にお聞きしたかったという感想を述べている方もいましたが、私も全く同じ気持ちでした。我が子育てに間に合わなかったのが残念です。